「トリプルファイヤー 鳥居の人気」と検索をかけてこのブログまでたどり着いた人がいた。そんな検索の仕方があるかよと思うけれど、心配してくれてありがとうございます。
ある人物が洒落たカフェにいたところ、トリプルファイヤーを感じさせるような音楽が流れてきたので、「絶対これパクってんな」と思い、便利なアプリを使って曲名とアーティスト名を調べたそうだ。それは一体何ですかと聞けば、シュギー・オーティスの”Sparkle City”とのことであった。
“Sparkle City”が収録されているInspiration Infomationというアルバムは大の愛聴盤ではあるものの、シュギー・オーティスを元ネタとして指摘される日がくるとは思わなかった。なぜならシュギー・オーティスは洒脱であるから。
垢抜けてはいるが、洗練と呼ぶにはあまりに自然な風体であり、このさりげないクールさ加減は天性のものだと考えられる。
さらにシュギー・オーティスの音楽には浮世離れした響きがあり、これを「彼岸のレイドバック」と呼びたいと思う。
“Inspiration Infomation”は今から40年前の1974年に発表された作品だが、未来からの贈り物のような趣もある。当時、シュギー・オーティスは若干21歳。
このような音楽はもう奇跡としかいいようがないので、指摘に対しては、誠に恐縮ですというしかない。畏れ多い。畏れ多いのだが、実際に参考にしている部分もある。細かいフレーズの掛け合いで全体を作っていくという方法はずいぶん参考にした。したものの、という話である。
ちなみにある人物とはジョニー大蔵大臣です。